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  • 駿府城公園完全ガイド|徳川家康ゆかりの見どころ・アクセス

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    静岡市の駿府城は、徳川家康が生涯に二度居城とし、大御所として晩年を過ごした城です。江戸幕府の初期には、江戸と並ぶ政治の中心地として栄えました。城跡は駿府城公園として整備され、復元された櫓や門、発掘調査で姿を現した天守台跡などを見学できます。本記事では、駿府城の歴史と見どころをご紹介します。

    【この記事でわかること】

    • 駿府城は徳川家康が1585年に築き、1607年から大御所として本格的に改修した城です
    • 天守台跡の発掘調査では、家康期と豊臣期の二つの天守台が確認されました
    • 東御門・巽櫓・坤櫓が復元され、内部の展示も見学できます
    • JR静岡駅から徒歩約15分と、駅から歩いて行ける城です

    駿府城公園の巽櫓と堀

    1. 駿府城とは?

    駿府城は、三重の堀で囲まれた輪郭式の平城です。家康は幼少期を今川氏の人質として駿府で過ごしており、ゆかりの深い土地でした。将軍職を秀忠に譲った後、家康は駿府城で大御所政治を行い、1616年(元和2年)にこの地で生涯を閉じています。

    駿府城の基本情報

    所在地 静岡県静岡市葵区駿府城公園
    築城年 1585年(天正13年)
    築城者 徳川家康
    城郭形式 平城(輪郭式)
    天守 1635年焼失後、再建されず
    主な遺構 石垣、堀、天守台跡、東御門・巽櫓・坤櫓(復元)
    指定 静岡県史跡

    2. 駿府城の由来と歴史

    家康による最初の築城

    家康は1585年(天正13年)、駿河・遠江・三河・甲斐・信濃の5か国を治める大名として駿府城の築城に着手しました。しかし1590年(天正18年)、豊臣秀吉の命で関東へ移ると、駿府城には秀吉配下の中村一氏が入りました。

    大御所の城としての大改修

    1607年(慶長12年)、将軍職を退いた家康は駿府に戻り、天下普請によって城を大改修しました。完成した天守は五重七階ともいわれる壮大なものでしたが、同年の火災で焼失し、翌年に再建されています。家康は駿府城で外交や政務を行い、駿府は江戸と並ぶ政治都市となりました。

    天守の焼失と発掘調査

    再建された天守は1635年(寛永12年)の火災で焼失し、以後再建されることはありませんでした。明治以降は陸軍の施設が置かれ、本丸堀は埋め立てられています。2016年(平成28年)から2020年(令和2年)にかけて行われた天守台の発掘調査では、家康期の天守台に加え、中村一氏の時代とみられる豊臣期の天守台と金箔瓦が見つかり、大きな話題となりました。

    3. 駿府城の見どころ

    天守台跡と発掘調査の成果

    天守台跡は発掘調査の成果を生かして整備され、家康期と豊臣期の石垣を見学できます。家康期の天守台は全国でも最大級の規模を持ち、大御所の城の威容を物語っています。現地の解説を読みながら、二つの時代の石垣の積み方の違いを比べてみるのも興味深い見方です。

    駿府城公園の東御門

    東御門・巽櫓・坤櫓

    二の丸の東御門と巽櫓は、平成期に伝統工法で復元されました。2014年(平成26年)には二の丸南西隅の坤櫓も復元されています。櫓の内部では駿府城の歴史や復元工事の様子が紹介されており、木組みの構造も間近で見ることができます。

    紅葉山庭園と家康公像

    本丸跡の一角にある紅葉山庭園は、駿河の山や海、里の風景を表現した日本庭園です。茶室で抹茶をいただきながら庭を眺めることもできます。公園内には鷹狩りを好んだ家康の手に鷹をのせた家康公像が立ち、記念撮影のスポットとして親しまれています。

    4. 駿府城へのアクセスと観光のポイント

    主なアクセス方法

    出発地 交通手段 所要時間の目安
    JR静岡駅 徒歩 東御門まで約15分
    静岡鉄道 新静岡駅 徒歩 約10分
    東名高速道路 静岡IC 車 約15分(周辺に有料駐車場あり)

    ※所要時間は目安です。交通機関の運行状況や時刻表は、各事業者の公式情報でご確認ください。

    見学のポイント

    駿府城公園は無料で散策できますが、東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園はそれぞれ有料です。共通券が用意されていることもあるため、複数の施設を見学する場合は確認してみてください。家康の墓所がある久能山東照宮も、あわせて訪れたい場所です。

    駿府城周辺の宿泊

    静岡駅周辺には宿泊施設が多く、日本平や三保松原への観光拠点として便利です。富士山を望む宿に泊まれば、静岡ならではの景色を楽しめます。

    旅行会社の宿泊予約サイトでは、エリアや日程から城下町周辺の宿をまとめて比較できます。宿泊と交通がセットになったプランを選べば、移動の手配もまとめて済ませられます。



    駿府城を訪れた記念には、各地の城で頒布されている御城印を集めるのも楽しみの一つです。御城印帳を一冊用意しておけば、城めぐりの思い出を美しく残すことができます。



    5. よくある質問(FAQ)

    Q1:駿府城に天守はありますか?
    A1:現在、天守はありません。1635年の火災で焼失した後、再建されませんでした。天守台跡の石垣を見学することができます。

    Q2:駿府城公園は無料ですか?
    A2:公園内の散策は無料です。東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園などの施設は有料です。

    Q3:家康はなぜ駿府城を隠居の地に選んだのですか?
    A3:幼少期を過ごしたゆかりの地であることや、温暖な気候、江戸と上方を結ぶ交通の要所であったことなどが理由として挙げられています。

    Q4:駿府城の見学時間の目安は?
    A4:公園の散策と復元櫓の見学で1時間半から2時間ほどが目安です。

    6. まとめ|駿府城を通じて感じる日本の心

    駿府城は、天下統一を成し遂げた家康が人生の最後に選んだ城です。発掘調査で姿を現した天守台跡は、家康が描いた城の大きさと、それ以前の豊臣期の歴史を同時に伝えてくれます。静岡を訪れた際には、家康の晩年に思いを馳せながら駿府城公園を歩いてみてください。

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    本記事の情報は執筆時点(2026年11月)のものです。開館時間・料金・公開範囲・工事の状況などは変更される場合があります。お出かけの際は、各施設・自治体の公式サイトで最新情報をご確認ください。歴史に関する記述には諸説あるものを含みます。
    【参考情報源】
    ・静岡市:https://www.city.shizuoka.lg.jp/
    ・公益財団法人日本城郭協会:https://jcastle.info/